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2010年12月

2010年12月17日 (金)

ひとりの日本人

Works世界遺産の街、ラリベラ市から感謝状をいただきました。

僕の所属するNPOフー太郎の森基金は、今年7月に日本の外務大臣表彰を受章しました。現地事務所でも、現地政府や市町村から何度も表彰状や、感謝状を貰ってきました。

しかし、今回は、ラリベラ市の発展に尽力し、貢献した、ひとりの日本人、「岡野 鉄平」に対しての感謝状でした。現地事務所代表の「岡野鉄平」としてではなく、個人として、こういう表彰を受けることが出来たことが、とても誇らしいです。

これからも、この世界と社会をもっと面白く、もっと素敵なものにしていくために、微力ながらも、全力でやって生きたいと。そう、気持ちを新たにしております。

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Perfect day for leave

3nen色々とあったラリベラでの暮らし。

残念に思うことも沢山ありました。そして、ラリベラでの最終日。その集大成といえるべき残念さの中にいます。

何で、こうなるのか。

何で、この人たちは、こうなるのか。

ここまでやってきて、気持ちよく、「ありがとう」で、この場を去ることが出来ないことが、どうにもやりきれない。

でも。

考えてみたら、おとぎ話のような単純化されたハッピーエンドよりも、アメリカのTVドラマの最後の5分みたいに、次への布石があったほうが、確かに面白いかも。

ここで得たことは次への課題。きっとこの状況から、うまくリアルを拾えば、自分にとって、貴重なピースが見つかるかもしれない。

今、目の前にあることが、何から出来ていて、どこに向かっているのか。不要な感情を捨て、クールに、お釈迦様のように、ひろい視野で世界と心を観る。そして、自分の過去と未来と心にもフォーカスを当てながら、自分自身のことも謙虚に見詰めたい。

すこし新しい考え方を持つきっかけを得ることが出来たんだから、今日は完璧な旅立ちの日だったんだ。

と。


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2010年12月13日 (月)

DT175

Yamaha_dt175こないだ納車された新しいモーターバイク YAMAHA DT175。

快適です。

前のバイクは、5年以上もラリベラの悪路を走ってきたため、走行距離のわりには、かなりギリギリの状態になっていました。ブレーキのききも悪く、雨が降るとエンジンが掛からない。ウインカーも完全にもげてたし、ギアにもかなり強い癖がありました。それに、スタンドも無くなっていたので、駐車する時には車体の下にそこらへんの石を入れるという荒業でした。

それに比べると、今のバイクの快適なことといったらありません。手ごろな石が無くても、どこにでも駐車ができるんです。

今、ラリベラは急速に変りつつあるとはいえ、村の道は舗装されていない土の道。おそらく半径200キロ以内に信号なんてないし、車も殆ど走ってないし。

調子の良いバイクで、アフリカの大地を疾走するのは、とても気持ちがいいです。

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2010年12月12日 (日)

Bonfires

Kuroこないだ読んだ本に、こんな事が書いてありました。

Is't having a smoking section in restaurant a bit like having a peeing section in a swiming pool ?

『レストランに喫煙コーナーがあるのってさ、スイミングプールの中におしっこコーナーがあるってのと、同じことだよね?』

確かに。

もうすぐ日本に帰るし、ちゃんと考えなきゃなぁ。
スモーキング。


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2010年12月11日 (土)

何となく無為

Aoエチオピアで過ごす最後の週末。なんとなく無為に過ごしています。

最初から難しい事の多かったエチオピアでの生活。最後になっても、すんなり、気持ち良くは送り出してくれないらしい。

今のところ1131日間をこちらで過ごし、僕も少しは大人になったかなぁ、と思っていたけど、やっぱり時には腹も立てるし、イライラしたりもする。

まぁ、そんなもんか。とも思う。

少なくともその感情の理由と出所が冷静に分析できる程には成長はしてるみたいだから、これはこれで、よしとしよう。腹立ちやイライラを含めたものも今の自分ということで。無闇に抑えることもないのかもしれない。

どんな事が起こっても、絶対に腹を立てなくなったり、イライラしなくなるまでには、まだあと3000日くらい必要かなあ。がんばろ。


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2010年12月10日 (金)

ラリベラの人

Lali実に一ヶ月ぶりにラリベラに戻ってきました。

今週の月曜日にはラリベラにいる予定だったのですが、アディスでの仕事がことのほか捗らず、6日遅れでようやくの帰郷。

なんだか、自分の場所に戻ってきたなぁ。という感覚です。いろいろ難しいこともあるけど、やっぱり僕はこの場所と、この場所で生きる人たちのことが好きなんだろうなぁ。

16日にはラリベラを離れ、19日の深夜便で日本に帰ります。
ラリベラでの暮らしもあと6日間。

今までどおり、毎日を楽しみながら、丁寧に過ごしていきたいです。

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インジェラの味

Injera実に一ヶ月ぶりにインジェラを頂きました。

アディスアベバにいる間はパスタやピザばかりを食べていたのですが、今回の陸路での移動中は食事のチョイスが、インジェラのみ。

なんだか、自分の生活に戻ってきたなぁ。という食感です。いろいろな場所でインジェラを食べてきたけど、すっぱいし、見た目もあれだし、やっぱり僕はインジェラが好きではないんだろうなぁ。

14日にはラリベラでお別れパーティーがあります。
インジェラを食べられるのもあと6日間。

今までどおり、美味しいと思い込みながら、食べていきたいです。


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2010年12月 9日 (木)

マナゲシャの森

Kumo今日はアディスアベバから40km程南にある、マナゲシャの森に行って来ました。来年の植林に向けた種の仕入れのためです。

マナゲシャの森はなんと15世紀から自然公園として保護されていたらしく、アフリカでは最も古いナショナルパークだそうです。管理センターの周辺には簡易なゲストハウスや、苗木の生産エリア、研究施設なんかもあり、なかなか面白い。

*****

管理センターの事務所で必要な種の注文をし、準備を待っている間、なにやら不思議な箱を見つけました。大きな木の下に布で覆われた1.0×0.5×0.5mくらいの箱。後ろには「森に悪影響を及ぼす動物がこの中に捕らえられています!逃げないように気をつけて蓋を開けてください!!」という看板が立てられています。

お、何だろ。と思って、蓋を開けてみると、そこには一枚の鏡がどーんと置いてあるだけ。つまり、森に悪影響を及ぼす動物=人間。ということが言いたいようです。エチオピアン・ブラックユーモア。

なんとなく分かるんだけど、鏡に映っているアナタ個人が森を破壊してるんですよ。って言れているようで、ちょっと微妙な気分になりました。

*****

それから、今日の午後、ようやく新しいバイクが納車されました。車の購入に比べたら、ちょろいもんだったけど、思いのほか時間が掛かりました。このバイク、発注したのは5月初旬、実に半年以上かかりました。まぁ、とりあえず無事納車したのでOK。現地事務所への最後の置き土産です。

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2010年12月 8日 (水)

転がる岩

Ita今夜の月は鋭い。

ふとした瞬間に、またもやシーシュポスのイメージが浮かんできます。

神々の言い付けどおり、険しい山の頂上まで岩を押し上げるシーシュポス。それでも、やっぱり最後には岩は転がり落ちていく。

自分の力の及ばないところで起きる出来事に関しては、その結果がどうなろうと、甘んじて受け入れるしかないのかもしれない。再び山の頂上から岩が転がり落ちようとしているけど、それはそれで、已む無し、ということなのかなぁ。

残すところあとわずか。

すべてを受け入れる強い意思と、折れない心が、欲しい。

あと、YAMAHAのオフロードバイクと、ブラックベリーの携帯と、新しいサーフパンツも、欲しい。

それから、でっかい画面で映画が見られるプロジェクターなんかも、欲しい。

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2010年12月 7日 (火)

全力だからさ

Water残すところあと2週間。
完全にやり切ったので、全く思い残すことはありません。

先週末、時間があったので、過去のブログを全部読み直してみました。期待していたほど、過去の自分と、今の自分にギャップがない。

あの頃はこんなことを考えていたけど、今はこういうふうに考えるようになった。みたいな、成長の証を期待していたので、ちょっと残念。でも、その都度、全力でやってきたから、しっかり経験が身についているのかも。と、若干の思い上がりを含んだ、満足感に浸ったりもしました。

実際、こういう場所で、こういう仕事が出来たことは、本当に有難いことです。全力を出し切れる環境で仕事ができることって、すごく幸運なのかもしれません。

例えば、長距離ランナーがテニスコートで走っても実力を出し切れないように。

もしくは、ボクシングのチャンピオンが卓球台の上では実力を出し切れないように。

全力で出し切るための環境って、やっぱり貴重なんだと思います。

だから、僕の次のステップも、自分のすべてが出し切れる。そんな環境に身をおきたいと、そう思うわけです。


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Twinkling futures

Twinkle_2きらきらと輝く子供達の瞳。

それは、エチオピアでも、南アフリカでも、日本でも。かわらず美しいものだと思う。

でも、例えばアフリカのように呼吸をすること自体が困難な地域では、その瞳は歳を重ね、現実を知るたびに少しづつ曇っていってしまう。

あの輝く瞳は、いずれ加害者の鋭い瞳になり、被害者のおびえた瞳に変って行く。現実に疲れ絶望した瞳になり、人を妬む卑しい瞳に変って行く。

僕にはそれが耐えられない。

あの美しい瞳が、美しい世界を映しつづけられるように。そして、僕の瞳に映る世界も美しいものでありつづけるように。僕は僕なりに全力で。生きる。

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2010年12月 6日 (月)

頭から飛び込むこと

Tsitsikama南アフリカでバンジ-ジャンプを飛んだとき。飛ぶこと自体は、あまり怖くなかった。本当に。

というのも、僕にはそれよりももっと怖いことがあったから。

「飛ぶべきときに、飛べないこと」

僕にはそっちのほうが恐ろしい。

「いつでも頭から飛び込めるのさ」、そんな自分を知っときたかったんです。

抽象的で、リアルな話。

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