一昔前までは、一般の人が手が出せないくらい高額だった、テラバイトレベルのハードディスク。今では1万円台で買えるようになりました。個人が扱えるデータの許容能力は、日々の技術進歩と共に、飛躍的に増えてきています。
さて、ラリベラに戻ってからまだ一週間ですが、予想以上にしんどい日常が待っていました。
こないだのブログにも書きましたが、9月に赴任した後任者は、こちらの仕事や生活にメンタル面で追いつくことが出来ず、ギブアップをしてしまいました。僕自身も、彼女の扱いに難しさを感じつつも、彼女に合わせた、予定よりもずっと緩やかで、丁寧な引継ぎをしてきたつもりです。しかし、残念ながら、その努力はスピード離任という何とも虚しい結果となりました。まぁ、彼女は精神的に非常に危険な状態だったので、確かにやむをえなかった事態ではありました。
しかし、現地に戻ってくると、この退任に関するスタッフ達の認識は、僕自身が事務所長としての権力を他人に渡したくないがために、後任を無理やり退職に追い込み、現地スタッフに復讐するために戻ってきた。ということになっていました。何の復讐なのかも良く分かりませんが、彼らのその発想には心底驚かされます。また、昨年、会計担当のミスで生じた不明金は、僕が横領したと疑われており、僕の人間性までも豊かな想像力で罵倒をされました。
怒りや憤りを通り越して、本当に悲しくなります。
この状況の発端である日本事務局のその後の対応と無責任さにも失望をしているし、契約ベースで仕事をしている僕が、果たしてここまでやる必要があるのか、ということも、思っています。
しかし、それでもとりあえずは「すべてよし」とすることにしました。
怒りや侘しさや、ばかばかしさを含めて、「すべてよし」とします。今までは到底許すことの出来なかった出来事でも、ハードディスクの許容量の変化のように、心の技術を進歩させて、許容能力を増やしながらやっていきたいと思うのです。
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色々な側面を冷静に考えて、先週末には、もう日本に帰ると決めていました。実際、ラリベラの空港に行ってチェックインまでしたのですが、最終的に現地スタッフたちから長々と謝罪をうけ、頭を下げられたので、これを断るのは大人気ない。ということで、やはり2月末まではこちらに留まることにしました。
エチオピアは難しくて、悲しい国だけど、だからこそ、もう少しだけこの国で。
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